脳科学で子どもの学力・体力・運動能力の向上を目指すこどもプラスです。
【親指に本来のお仕事をさせよう】
みなさん
こんにちは
運動保育士会です!
“木に登って遊ぶ”
今では滅多に見ない遊びです。
木登りが全てとは言えませんが、
木登りの遊びには私たち人間特有の手の使い方を
学ぶための要素が多く含まれていました。
指先でモノをつまむことは手の機能の一つですが、
この機能を上手く使いこなせていない子が
増えてきているように感じます。
一般的には、
①肘から指先に掛けた前腕が内外側に回転させる運動ができる
↓
②親指の付け根(拇指丘)が外へ開くようになる(人差し指から離すことができる)
↓
③拇指丘が開くことで、他の4本の指と向かい合って使えるようになる(拇指対向)
↓
④今まで、指の横や腹でモノをつまんでいたのが、指先でつまめるようになる。
↓
⑤箸を持つ・モノを作りだす・鉛筆を持つなどの動作ができるようになる。
↓
(⑥より手・指を使うことで、大脳の発達に繋がる)
と発達していきますが。
木登りには、手の機能を発達させる要素が多く含まれていますね。
まずはしっかり親指を他の指と対向させて握る。
握る時も全く同じ太さ・形の枝はありません。
その都度、握る角度や手の開き方、力の入れ方を
変えることが必要になります。
今では、危険ということで木に登る子を見ることが
ほとんどありませんが、やはり自然の中での遊びでこそ
私たち動物は自然と成長できるのかもしれませんね。
参考文献:『子どもが体験すべき50の危険なこと』,Gever Tulley,オライリージャパン
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