脳科学で子どもの学力・体力・運動能力の向上を目指すこどもプラスです。
子ども達が思いっきり外遊びができる環境と
豊かな遊びが保証されていた時代には、
子ども達の発達の機能は放っておいても
めいいっぱいに促進されてきました。
しかし今はそうではありません。
そんな今の環境の中では、子ども達の発達を促進させ、
社会の中で生きる力をしっかりと身に付けられるように
幼少期からの働きかけや教育的な配慮が必要になっています。
例えば、少子化や核家族化などの影響で
子ども達が人との関わり方を身に付けていく機会が
減ってしまっています。
そこで保育園や幼稚園でも縦割り保育を実施している
ところが多くあります。
異年齢の子どもとの遊び、関わりの中で
人間関係の築き方や集団生活でのルール、役割分担などを
身に付けていくことができます。
私たちが行う運動指導でも、活動によって縦割りの活動を
効果的に取り入れるようにしています。
子ども達がたくさんの経験を積んでいくことが
できるように工夫していきたいと思います。
今日は、私たちが提供している運動あそび
「柳澤運動プログラム」の中から
「〇×グーパー」をご紹介します。
〇×ゲームを全身を使って行います。
クイズの答えが〇だと思ったら、
両手両足を大きく広げたパーの姿勢、
×だと思ったら、両手を曲げて胸の前に付けて
両足を閉じたグーの姿勢になります。
答えがわかっても勝手にポーズをとらず、
「せーの」などの合図で全員一緒に動くようにしましょう。
抑制力を身に付けることにもつながります。
クイズは簡単なものから始め、少しずつ難易度を
上げていきます。
動物や果物などの絵カードや写真を少しずつ見せながら
問題を出したり、シルエットだけの絵カードを使ったり、
動物の鳴きまねを当てるなど、いろいろな問題を
用意して遊んでみてください。
聞く力と、判断して動く力が養われる遊びなので、
小さい声で問題を言ってみたりスピードを上げて
遊んでみるのもおすすめです。
子ども達に身に付けてほしい要素をうまく遊びの中に
組み込みながら、楽しい効果的な活動にしていきましょう。