脳科学で子どもの学力・体力・運動能力の向上を目指すこどもプラスです。
子ども達の体の変化については、かなり前からよく問題視されています。
姿勢が悪く体力や運動能力が低下している、手先が不器用、
落ち着きがない、ぼーっとしている、話がきけない、
友達と一緒に遊ぶのが苦手、キレやすいなど
様々なことが挙げられています。
子ども達は、育っていく環境によって脳の発達・働きが
活性化したり、反対に停滞したりします。
昔の環境が良かったといっても昔に戻すのは無理な話なので、
これからの保育や教育の中で、大人が意識的に
子ども達の発達を促す働きかけをしていくことが必要です。
私たちも日々の運動指導の中で、子ども達の体、心、脳を
育てることに力を入れています。
今日は、私たちが提供している運動あそび
「柳澤運動プログラム」の中から
「スタート&ストップ」をご紹介します。
子ども達はスタートラインに並び、指導者の出す
「スタート」と「ストップ」の合図に合わせて
動く→止まるを繰り返して遊びます。
この、合図に合わせて動いたり止まったりすることが
脳の前頭前野の活動を育てます。
合図は「スタート!」などの言葉でも、
笛やタンバリンなどを鳴らしても良いです。
子ども達がわかりやすいようにし、
「動く」と「止まる」のメリハリを大事にしてください。
特に止まる時にピタッと止まることがポイントです。
ピタッと止まれると、腹筋や足の指先の力も養われるので
バランス力が向上したり、転びにくくなったりします。
慣れてきたらクマ歩きや後ろ歩き、スキップなど
いろいろな動きで、楽しく遊んでみてください。
