脳科学で子どもの学力・体力・運動能力の向上を目指すこどもプラスです。
見くらべる♪
柳沢運動プログラムの遊びの導入では、動きを始める前に
子ども達にある問いかけを行っています。
それは、動き方の「良い例」と「悪い例」です。
例えば、クマさんに変身する前に、
「良い例」として、手をパーに開いて、顔を上げて前を見て、
お尻をあげて膝を地面から離して進む動作を
子ども達に見てもらい、
「悪い例」として、手をグーにして、顔を下げて下を向いて、
膝を地面に着きながら進む動作を見てもらい、
どこが違ったかを当ててもらいます。
※あくまでも動作のイメージをもってもらうためのものなので、
「良い例」が最初からできなければいけないと
いうことではありません。
子ども達には動きのポイントとなる部分を意識してもらい
自分自身の身体に意識を向けることができるようにしています。
また、「良い例」と「悪い例」を比べるためには
視覚性の記憶する力が必要になります。
「良い例」の動作(手・顔の向き・下半身の動き)を
眼で見て記憶し、
「悪い例」を見た時に、脳の中で「良い例」の動きの
イメージを出しながら、今見ている
「悪い例」と比較することが必要になります。
動きの説明部分にも脳へのアプローチが含まれています。
ぜひ、遊びの説明時も有効に活用してみてくださいね♪
