脳科学で子どもの学力・体力・運動能力の向上を目指すこどもプラスです。
「子ども達の成長を促す感覚運動遊び!!」
とある東信地区にある保育園さんより
この保育園さんでは少し前から運動遊びの中で
取り入れ始めた遊びがあります。
その名も「バルーン・ポリン」です!
トランポリン+バルーン(バランスボール)の
かけ合わせ遊びになります。
ここで使っているのはピーナッツ型のバランスボールになります。
この遊びは子ども達の運動能力だけでなく、
食事・学習・製作など活動の土台・基礎作りに
とても効果的な遊びです。
■「バルーン・ポリン」の感覚入力による影響(前庭覚)
・理解・集中・学習に必要な眼球運動の神経回路への影響
・自律神経や脳の覚醒(外の世界に対してしっかり反応対応
できる状態か)への影響
・姿勢調節への影響
・上下に揺れる際に足(ふくらはぎ・太もも等)を使うため、
下肢・骨盤の筋力や調整への影響
・上下への揺れで腹圧(インナーコア【腹横筋・多裂筋・
横隔膜・骨盤底筋】)が掛かり、発声や姿勢保持への影響
トランポリン・バランスボールそれぞれしかない場合でも
遊べますが、組み合わせることでより効果的です。
もしよく見かける円形のバランスボールしかない場合は
ボールが転がらないように大人が押さえてあげるなどの
配慮を必ず行ってください(^^♪
未満児さんや年少さんぐらいであれば、
ロディの上で弾むこともおススメです♪
また、屋外にあるブランコや滑り台と並行して
遊んでいくことでより感覚運動刺激が入力され、
上記の良い影響を引き出すことにつながる可能性が高くなりますよ!
参考文献:『実践障害児教育.2016年8月号(Vol44.No2)』, 学研プラス
