脳科学で子どもの学力・体力・運動能力の向上を目指すこどもプラスです。
子ども達は5歳頃になると、友達と協力したり順番やルールを守って
遊ぶことが上手になってきます。
しかしまだ自分の欲求が抑えられない部分もあるので、
友達と言い争いになったり、つい手がでてしまって
トラブルになるということも起こってきます。
こんな時すぐに大人が間に入って仲裁してしまうと
子どもの成長を妨げてしまう場合があります。
トラブルになった時は、子どもが自分の気持ちを抑えて
周りに合わせることを覚えたり、他の子が仲裁役をかって出たりと
子ども達が自分達で問題を解決していく力を育てるチャンスです。
危険のない限りは近くである程度見守ることも大切です。
こどもプラスでは子ども達に運動あそびを提供していますが、
その中でもこうしたことを大事にしながら指導を行なっています。
今日は、私達が提供している柳澤運動プログラムの中から
「プチリレー」をご紹介します。
子ども達をいくつかのチームに分けて、リレーを行います。
ただ走ることが目的の遊びではなく、チームの友達との仲間意識や
社会性を高めていく遊びなので、狭くなければ屋内でも十分です。
自分のチームの友達を覚えて、今自分のチームが何位なのか、
自分の順番はいつかなどをしっかり把握して
スムーズにバトンの受け渡しができるようにしましょう。
コースは直線や円のコースの他にも、三角コーンなどを使って
ジグザグコースにしたり、タッチするポイントや
ジャンプするポイントなどを作ってコースをアレンジすると、
走るのが苦手な子でも楽しめるのでおすすめです。
チーム内で協力したり応援し合う、教え合うなどの中で
社会性が育っていくので、話し合いの時間を設けたりしながら
子ども達の様子に合わせて提供していってください。
