脳科学で子どもの学力・体力・運動能力の向上を目指すこどもプラスです。
子ども達の日常の中に「ジャンプ遊び」を取り入れることで、
小学校で行なわれる体力テストの中の「シャトルラン」や
「50メートル走」、「反復横跳び」などの成績が向上します。
そのためには何よりも、子ども達が楽しみながら継続的に
取り組めることが重要になります。
敢えて運動の時間を作らなくても、日常の活動の中に
うまく組み込むことで無理なく毎日行なうことができるので、
子ども達に合わせたやり方を考えていきましょう。
今日は、こどもプラスで提供している柳澤運動プログラムの中から
年少さん頃から行なえる「カエルの縄越え」をご紹介します。
床に縄を置いたり、高さ5センチほどのゴム紐の障害物を
子ども達に合わせて用意します。
1本だけでなく、間隔を空けて複数設置してください。
子どもは足を開いてしゃがみ、両手の指をパーに開いて
真ん中についたカエルさんの姿勢でこの縄を跳び越していきます。
手と足が同時にジャンプして構わないので、
着地も足だけでなく手も一緒につくようにしましょう。
カエル跳びの動きでは、主に跳躍力を養うことができますが、
全身のクッションを使うこともでき、体の調整力が向上します。
また、障害物があることで空間認知力や身体コントロール力なども
しっかりと育てることができます。
子ども達の発達を見ながら、段階を追って進めていくことが
より効果的に力をつけるポイントになるので、
まずは子ども達をよく観察することが大切です。
そして、一斉指導の中でも1人1人に違った声掛けをしたり、
その子に最適な補助をしていくことも大事なポイントです。
運動あそびで子ども達の能力を、総合的に伸ばしていきましょう。
