脳科学で子どもの学力・体力・運動能力の向上を目指すこどもプラスです。
3歳くらいの子どもを持つ親を悩ませる、いわゆる「イヤイヤ期」。
幼い子どもの脳は、前頭前野の働きがまだ未発達な状態なので、
湧き上がる欲求や衝動を抑える「抑制機能」が働きません。
それが「イヤイヤ」の原因になっています。
成長と共に抑制機能が育ってくると、自然と収まっていきます。
抑制機能とは、単に我慢する機能ではなく、
自ら進んで我慢する時に活発に働くので、
何でも無理矢理我慢させればいいという事ではありません。
日常生活の中での約束事やルールを子どもと考えて、
我慢することができたら思いっきり褒めたり、
遊びの中でルールを守ることなどで、少しずつ子ども達の
脳の発達を促していきましょう。
こどもプラスが提供している柳澤運動プログラムでは、子ども達の
年齢や発達に合わせた運動あそびで、心と体・脳を
効果的に育てていきます。
今日はその運動あそびの中から「指先でカップ運び」をご紹介します。
子ども達を数人ずつにグループ分けして、横一列に並ばせます。
グループに1つずつカップを渡すので、
一番端の子から足の指先でカップを挟み、隣に渡していきます。
カップの挟み方は、両足の指先で挟むか、片足の指先で挟む
やり方のどちらでも良いですが、必ず足で挟んで
隣の友達に渡すように約束しておきましょう。
慣れてきたらグループ対抗で競争にしてみます。
この時、上手に行なうためのポイントを各グループで
話し合ったり、それを発表しあったりしてみてください。
友達同士で教えたり教えられたりすることで
友達との関係作りができ、社会性を養っていくことができます。
年齢や発達段階による脳の特性をしっかりと知った上で
対応していくことが、子ども達の発達をスムーズに促すことに
つながります。
