脳科学で子どもの学力・体力・運動能力の向上を目指すこどもプラスです。
子どもは、幼いうちはまだ感情をコントロールすることが
うまくできません。
思い通りにならないと泣いたり暴れたり、怒って叩いたりする
こともあります。
成長と共に自分の感情をコントロールすることができるように
なってきますが、今はこの感情をコントロールできるようになる
年齢が遅くなっています。
体を動かすことでは効果的に感情コントロール力や抑制力を
身に付けていくことができるので、幼児期からの運動あそびで
運動経験を増やしていくことが子ども達の心と体の発達のために
とても大切なことです。
今日は、こどもプラスで提供している柳沢運動プログラムから
「しりとり大縄跳び」をご紹介します。
大縄跳びを跳びながら指導者としりとりをします。
ジャンプをしながらしりとりをするので、ジャンプのリズムが
崩れたりなかなか答えが出ないことがあります。
縄はゆっくり回し、答えが出なかったら一度縄をとめて、
答えを言ったらまた再開しても良いです。
あまり答えが出ないようなら、違う言葉にかえてください。
一定のリズムで跳びながらしりとりをするのは意外と難しく、
柔軟な思考力を育てることにつながります。
しりとりは相手がどんな言葉を言うのか予測ができないので、
その都度答えを考える前頭前野の力が必要になります。
繰り返し行なうことで記憶を引き出す力や集中力も
強く養っていきましょう。
難しすぎたり失敗が続くと、子どもはすぐに嫌になってしまいますので、
縄を回す速度やしりとりの回数など子どもに合わせて
調整しながら、まずは楽しく遊べるようにしてみてください。
