脳科学で子どもの学力・体力・運動能力の向上を目指すこどもプラスです。
筋力がついても逆上がりは出来ない!?
ひたすら、ダンベルや懸垂で上腕二頭筋の力を高めて
逆上がりをお子さんにさせたい!!
これは極端な例ですが、逆上がりに限らず、鉄棒や跳び箱、
縄跳びなどの動きを行なうには筋力面の向上も必要ですが、
それだけでは不十分なんです。
では、他にどのような力が必要なのでしょうか?
①筋力面…腕を引きつける懸垂力や体を支える支持力
②感覚面(空間認知)…逆さま、回転、揺れる、関節の曲がり具合、
力の配分(加減)
③精神面…肯定的な意識(やる気・意欲)
これらの要素を少しずつスモールステップで進んで行くことで
初めて、逆上がりなどの動きを行えるようになります。
では、①~③までの力を高めていく為には、どのような関わりが
必要なのでしょうか?
今回は鉄棒の逆上がりを例に説明していきたいと思います!
①筋力面
ジャングルジムや、クマ歩き、ワニ歩き、ふれ合い遊びのしがみつき
などの運動遊びで基礎筋力を高める
②感覚面
基礎動作(お芋コロコロ、ラッコ、ワニなど)や親子運動遊びで
逆さ感覚や回転感覚を乳児期から刺激していく
③精神面
簡単な遊びから取り入れていき、鉄棒に対しての意識を肯定的に
していくと同時に、大人が肯定的な声掛けをする中で自己肯定感・
自信をつけてもらい活動に対する意識向上をさせていく
何か、新しい遊びをできるようになってもらいたい!
と思った時に上記の3つの面を意識して遊びを取り入れてみてください!
特に大切なのは③精神面です。
肯定的な意識ができることは運動遊びだけでなく、他の活動や
取り組みにも波及効果を及ぼします。
形ではなく、取り組んだ姿勢・気持ちを尊重し
お子さんの精神面をより良い方向へ向けていきましょう!!
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