脳科学で子どもの学力・体力・運動能力の向上を目指すこどもプラスです。
脳の神経細胞の数は、産まれたばかりの赤ちゃんの時にすでに
140億個存在していますが、最初は神経細胞同士のつながりがまだ
出来上がっていません。
その後、幼児期の数年の間に脳は外界からの様々な刺激を受けて
神経細胞同士のつながりを増やし、より強固なものにしていきます。
そのため、効果的に脳を育てるには赤ちゃんの頃からの
五感からの刺激や運動による刺激がとても重要です。
こどもプラスが提供している柳澤運動プログラムは、
0.1歳の頃から取り入れることができる運動あそびプログラムです。
その中から逆さまになる感覚を養う遊びをご紹介します。
まず子どもを抱っこして、両足を大人の骨盤の上辺りに回します。
大人の左手は子どものお尻、右手は首の辺りを支えたら
子どもをそのまま前に倒していき、逆さまの状態にしてみます。
慣れないうちは怖いかもしれないので、大人も体をくっつけて
一緒に前に倒れてあげるようにしてください。
これを何度か繰り返したら、一緒に体を倒した後、大人だけ
体を起こして離れてみます。
この時怖がっていなければ、顎が開いて両手はバンザイの状態になります。
もし怖がっていると、顎は閉じて体が丸まってこわばった状態になります。
怖がっている場合には、まだ逆さまの感覚が身についていないので、
繰り返しこのような遊びをやってあげてください。
少しずつ逆さまの状態に慣れて、自分の力で後ろに倒れることも
できるようになってきます。
小さいうちから遊びとして楽しく取り入れることで、
無理なく様々な力を身に付けていくことができるので、
ぜひ0歳・1歳の小さいうちからの運動あそびを取り入れてみてください。
