脳科学で子どもの学力・体力・運動能力の向上を目指すこどもプラスです。
現代人は平安時代の人の一生分の情報量を1日で得ている!?
近年の携帯やパソコンの進化で、我々の生活は劇的に変化しました。
家に居ながら、世界中の最新情報を簡単に手に入れることが出来ますし、
欲しいものは、ボタン一つで何でも手に入ります。
行きたい所も、VRで家で体験できます。
ありとあらゆる情報が、TV、ネット、携帯、雑誌など様々な媒体から入ってきます。
現代人が1日に得ている情報量は、江戸時代の人の1年分と言われています。
平安時代の人に当てはめるとなんと一生分の情報量を1日で
取り込んでいると言われています。
ただ、その全ての情報を的確に処理しているというわけではありません。
人間の脳のキャパにも限界があります。
現代の人間は情報過多となり、脳が情報を処理しきれず
オーバーヒートしているそうです。
多すぎる情報は脳にとってストレスとなり、自律神経系の乱れを生じさせます。
自律神経は、情緒だけでなく身体と深く関係しているため、
不定愁訴となり表われます。
子どもにとって、様々な情報に触れるのは、確かに大切です!
ただ、その量が多くなり過ぎてしまうのは、反対に子どもの脳に負荷を
掛け過ぎてしまう可能性があります。
多すぎる情報を処理しきれないと、脳は思考を止めます。
例えば、保育園の先生が、機械工学の専門の話を聞くとします。
初めて聞く専門用語の数々、ワーキングメモリーのキャパの関係で
7語くらいまでなら記憶させようとしますが
(昔電話番号が7ケタだったのはこれが理由らしいです)
あまりに数が多すぎると聞くのを止めたいと又は止めませんか?
これは、脳が情報を処理しきれないと判断したため、
考えるのを止めるようにシフトチェンジしているのです。
例えば、数時間TVを見せっぱなしや動画サイトの視聴など、
ゲームもそうですが、ダラダラとやらせっぱなしはNGです。
切り離すのは、子どもにとっても苦痛ですし、難しいのが現実です。
ですので、やる時間・クリア目標だけ決めてその時間内に本気で
行うように促してあげてください。
「〇〇分以内は、ゲーム本気で頑張りな!」と!
子どももこう言われれば、どう進めていこうかなど決められた制限内で自ら考えます。
