脳科学で子どもの学力・体力・運動能力の向上を目指すこどもプラスです。
幼児期の脳には早期教育などの「詰め込み」より「〇〇」が重要!!
現在、乳幼児期からの様々な早期教育への関心が高いと思います。
幼児期には、神経系の発達が著しく、様々なことを子ども達に
経験体験してもらいたいという思いは私もあります。
あれも、これも脳が一番発達する時期に知識として入れ込みたい・・・と
しかし、アメリカの週刊誌「ニューズウィーク」で
「世界で最も優れた10の学校」に選ばれたレッジョ・エミリア(イタリア)
の教育者キアラ・スパジアリによると
「幼児の頭は決して白紙ではなく、無限に知識を入れ込む入れ物ではない」
と提唱されています。
キアラ・スパジアリが重視するのは、「詰め込み」ではなく「自由」だそうです。
選択する自由や動く自由・考える自由・創造する自由・制作する自由など
子ども達は自由を与えてもらうことで、好きなもの好きなことを
脳を使って知識を深めることができる。
大人がすることは、子ども達が自由に遊び学べるよう、最低限の援助と安全を
確保することだけだそうです。
私たち運動保育士は自由に遊ぶための基礎的な身体作り・根っこ作りを
大切に行っていく必要があると考えます。
また、幼児期の発達に必要なのが、「愛情」です。
これはハーバード大学児童発達研究所のジャック・ションコフさんが提唱されています。
脳の神経ネットワークを密にする働きを活性化させるのが
大人との愛情のある交であり、子どもの声に大人が反応し、
子どもが大人の反応に対しさらに別の反応をする。
この両者の相互作用が神経結合を活性化させ子ども達の脳の発達を促してくれるそうです。
栁澤秋孝教授も子どもの大切な力の中で、
指導員と子ども達との「言葉のキャッチボール」
コメント力が大切だと言われております!
楽しい雰囲気作りと、子ども達が発言したくなる大人の声掛けを
意識しての指導はやっぱり大切ですね!!
