脳科学で子どもの学力・体力・運動能力の向上を目指すこどもプラスです。
「運動ができる子どもは、勉強もできる。」
「成績の高い子は日常的に運動をしている。」ということが
様々な調査や研究からわかっています。
適度に体を動かした後には脳の血流が良くなり、
集中力がアップした状態になります。
学習の効果をより高めるためには、ひたすら机に向かうのではなく
運動とうまく組み合わせることが大事です。
私達こどもプラスが提供している柳澤運動プログラムから
「合図で逃げる」遊びをご紹介します。
まずはマットなどで逃げる場所を設置します。
子ども達の人数や年齢、その日の様子によっては、
スタート位置から逃げる場所が直線上にあった方が、衝突が
防げるので安全です。
子ども達はスタートラインに立ち、指導者の合図の言葉があったら
素早く逃げる場所まで移動します。
合図は「よーいドン!」「1,2,3!」「鬼だー!」などの言葉や、
「手を2回叩いたら」「タンバリンが鳴ったら」などで
事前に決め、子ども達にしっかり確認しておきます。
慣れてきたら、より聞く力や集中力、判断力、語彙力を養うように
「よーいドン!」を「よーいバン!」にしてひっかけたり、
手を2回叩くところを1回にしたりしてみましょう。
また、逃げる場所を色違いのマットなどで2箇所用意して、
どちらに逃げるかをその都度指定する方法もおすすめです。
合図を聞いたら、素早く反応して動くことがポイントです。
素早く移動できるように、指導者が鬼になって後ろから
追いかけるととても盛り上がります。
ただ、興奮しすぎて怪我につながる可能性もあるので、
その日の子ども達の様子などに合わせた対応が大切です。
こうして体を動かした後、数分おいてから課題や制作など
静かな活動を取り入れると、驚くほど集中力が上がりますよ。
