脳科学で子どもの学力・体力・運動能力の向上を目指すこどもプラスです。
最近、子どもの集中力がないという保護者の声が多くなっています。
勉強でも運動でも、集中できないと上達につながらず、
日常生活の中でも問題が出てくる可能性があります。
そもそも集中力はもともとある才能ではなく、
後から伸ばしていく能力の1つです。
子どもの集中力はそんなに長く持続できるものではありませんが、
幼児期にしっかりその土台を作っておくことで
自分で集中力をコントロールすることができるようになってきます。
ただ、自然に子どもが身につけられるわけではないので、
大人のサポートがとても重要になります。
運動も、集中力アップにとても効果的です。
私達こどもプラスが提供する柳澤運動プログラムは
楽しい運動あそびで頭と体をしっかり使いながら、
幼児期に必要な様々な能力を養っていくことができます。
その運動あそびの中から「つなわたりで積み木拾い」を
ご紹介します。
まず、大縄を少しクネクネさせながら床に置きます。
大縄の周りには、複数の積み木をばらまいておきます。
子どもは縄の上を綱渡りのように落ちないように歩きながら、
指導者に指示された積み木を拾います。
最初は、「積み木を3つ」など数だけの指定をします。
縄から落ちないようにバランスをとりながら、
積み木を拾うために立ったりしゃがんだりするので、
足の指先に力を入れて踏ん張る力が育ち、
バランス力アップにつながります。
慣れてきたら数の指定だけでなく色や形を同時に指定したり、
「手前から3つ目の赤い積み木」「縄の右側にある青い積み木を2つ」
など、少し複雑な指示も出していきましょう。
バランス力や足の指先の踏ん張り力の他に、
集中力、記憶力、複数のことを同時に行なう力など
日常生活に役立つ多くの力を身に付けていくことができます。
短い距離、単純な指示から始め、自信をつけながら少しずつ
レベルアップを目指して遊んでみてください。
