脳科学で子どもの学力・体力・運動能力の向上を目指すこどもプラスです。
子ども達に、運動あそびをサーキットの形で提供する時、
子ども達に人気にある動きと、そうでない動きがあると思います。
サーキットの中で子どもがやりたがらない種類の遊びがあった場合は、
強制的にやらせてもだめなので、楽しいアレンジを加えたり、
やりたがるものを設置してあげるのも方法です。
例えば年長さんだったら、ただのカエルやウシガエルの動きは
あまり楽しめませんが、その先に跳び箱とロイター板を置いて、
走っていって先生の補助で跳べるようにしてあげるのも良いです。
この時の補助は、子どもが走ってきてロイター板でジャンプしたら、
子どもの二の腕をつかんで運んであげると跳び箱を跳び越せるので、
勢い遊びにはなりますが、子ども達はとても楽しんでくれます。
そういった工夫をしながら「カエルさんで1周してきたら、
もう1回できるよ。」と促すと、単調な動きでもそれなりに楽しんで
目標を持って取り組むことができます。
反対に、ただ「ちゃんとやりなさい」とやらせてしまうと
子どもはやらされているだけになり、
つまらないトレーニングのようになってしまいます。
そうすると次からも意欲的に取り組めないので
力が育ちにくく、子どもが運動自体を嫌いになってしまいます。
サーキットは、屋内でも屋外でも子ども達の体力や運動能力を
育てるのにとても有効で、運動が苦手な子でも流れに乗って
進んでいくことで取り組みやすい遊び方です。
ぜひ、子ども達と一緒に楽しい運動あそびの時間にしていってください。
