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視空間認知について 脳科学で子供の学力・体力・運動能力の向上

脳科学で子供の学力・体力・運動能力の向上を目指すこどもプラスです。

 

視空間認知について!

 

以前、「お絵かきと書字について」の回の最後で少し紹介しました視空間認知についてお話しさせていただきたいと思います。

 

まず、視空間認知とは目から入った視覚的な感覚情報(物体の位置・方向・大きさ・形状・間隔・姿勢の空間での状態)を脳内で処理し、空間の全体的なイメージを素早く正確に掴むための機能です。

 

例えば、教科書の字や図形を把握したり、見たものとの距離や、建物などの奥行を把握したり、人の顔を覚えたりする時に使われます。

 

【あいうえお】という文字列の中から【う】を文字を探す時、
【う】という文字の点の位置や曲線、線の配置などを瞬時に他と比べこれは【う】だ!
と認識することができます。

 

また、【ウ】や【U】は形は違いますが同じ【う】と判別できるのも視空間認知の機能です。

 

机に置いてある、お茶の入ったコップに手を伸ばし、持つことも視空間認知の機能です。

 

この視空間認知能力が低い場合、ボール運動が苦手、文字を読んだり、見つけ出すのが苦手などの、さまざまな苦手さとなって生きづらさにつながる可能性があります。

 

この力を育てていくためには、視機能が育つ幼児期に「見る」経験をたくさん積ませてあげることが必要になってきます。

 

「星を見ると眼が良くなる」と言われたものですが、現代のお子さんは空を見たり、遠くを見るなどの近く⇔遠くをみる自体が減ってきていたり、動く物を目で追ったりする機械自体が減ってきています。

 

目からの情報は我々が感じ取る情報全体の8割ほどになると言われています。

 

我々にとって「目で見る」ということは、学習だけでなく生きていく上で必要不可欠な力となります。

 

生涯にわたって必要な見る機能を育てていくためにも、大人側から「見る」ことの場も提供しないといけない時代がきたのかもしれません・・・