脳科学で子どもの学力・体力・運動能力の向上を目指すこどもプラスです。
幼児期から小学生にかけての時期は、運動神経が急成長する時期です。
この時期に十分に体を動かして運動神経を発達させ、
土台作りをしておくことが、その後の学習においても
良い影響を与えるということがわかっています。
だからといって、特別な運動や厳しいトレーニングが
必要なのではありません。
外で友達と鬼ごっこやかくれんぼなどをして、
体を動かして遊ぶことで十分です。
ただ、現代では子ども達が自由に遊びまわれる環境が少なく
なっているので、大人がその場所や機会を提供してあげることも
必要になっています。
私達こどもプラスでは、子ども達の体と心と脳の発達を促す
「柳澤運動プログラム」を提供しています。
その運動プログラムの中から「くっつき鬼」をご紹介します。
初めは指導者が鬼になり、逃げる役の子を1人だけ決めておきます。
他の子ども達は3~4人ずつのグループに分かれ、
グループごとに横一列にくっついて座ります。
座っているグループがホールの中に点在している状態で、
立っているのは鬼と逃げる子の2人だけです。
そして、スタートの合図で逃げる役の子は走り始め、
座っているグループのどれかを選び、そのグループの
一番端にくっついて座ります。
座ったら鬼は捕まえられません。
そしたら、くっつかれた反対側にいた子が押し出されて
次は逃げる役になります。
これを繰り返して遊びます。
この鬼ごっこでは、走っているのが常に鬼と逃げる子の
2人だけなので、鬼ごっこで多い衝突事故がおきにくくなります。
また、いつ自分が逃げる役になるかわからないので
常に動きを見ていなければいけません。
それによって集中力や注意力が向上するので、
普段ボーっとしがちな子に特におすすめの遊びです。
子どもの人数によってルールをアレンジしたり、
その日の子ども達の様子(落ち着きが無い、元気が無いなど)に
合わせて遊びを工夫することもポイントになります。
ぜひ、子ども達と一緒に自分達だけの遊びを
作り上げていってください。
