脳科学で子どもの学力・体力・運動能力の向上を目指すこどもプラスです。
姿勢に保持につながる身体遊び 5選!
前回の投稿で、姿勢が苦手な子の背景にはただ単に
筋力不足だけでなく筋緊張の問題があるかもしれないと
お伝えさせていただきました。
今回は姿勢保持に必要な要素の筋緊張、そして抗重力運動に
つながる身体遊びをご紹介させていただきます。
筋緊張を高めていくためには、前庭覚や固有覚を刺激する遊びを
たっぷり使った遊具や遊びが適しているとされています。
そこで柳沢運動プログラムでも行っている遊びを5つご紹介させていただきます。
①ブタの丸焼き
鉄棒の棒に手足でしがみつきます。
この時、腕を軽く曲げ、顎をひき顔を下げた姿勢も行うことで
首の筋肉にギュッと力が入り重力に負けない力も身に付きます。
②お芋コロコロ
手足を真っ直ぐ伸ばし、顔は上に挙げるようにして
コロコロと転がっていく遊びです。
自分で回転していくスピードを調節していくことで固有覚・
前庭覚への刺激に繋がります。
③タオルの引っ張りっこ
両手でしっかりタオルを持ち、互いにタオルを引っ張りながら
身体を前後に動かして押したり引いたりします。
前腕・上腕の力だけでなく、体幹部への刺激、
そして踏ん張り感を高めることへも繋がります。
④まほうのじゅうたん
床の上にバスタオルを敷き、その上に子どもを座らせて大人が引っ張ります。
左右に曲がったり、止まったりすることで身体のバランスを
真っ直ぐ保とうと胴体部や首に力を入れられ、バランス力も向上します。
⑤小さな山越え
平均台の上に積み木を置き、積み木を踏まないように
またぎながらゆっくり歩いて行きます。
姿勢を保ちながら足をしっかりあげて進むことで、
固有覚や自身の身体に向ける意識時間が長くなるため、
身体のコントロール力につながります。
今回ご紹介した遊びは下記の著書の中に乗っています^^↓↓
『0~5歳児の発達に合った楽しい運動遊び』
栁澤秋孝・栁澤友希,ナツメ社
ご紹介した遊び以外にも、多数の身体遊びが載っていますので、
是非ご覧になってみてくださいね!
あくまでも子どもたちが楽しくなるように運動遊びを
行なっていただければと思います!
大人側が張り切り過ぎると子どもが置いてきぼりになることがありますので^^;
子どもに合わせて楽しく身体を動かして遊んでいきましょう!!
