脳科学で子どもの学力・体力・運動能力の向上を目指すこどもプラスです。
最近の子ども達の1日の過ごし方は、
一昔前と比べて大きく変わっています。
「人と関わらない」「話をしない」「体を動かさない」
こうした生活は、子ども達が社会の中で生きていくのに
必要な力の発達を阻んでしまっています。
しかし、テレビやゲームなど屋内でも十分楽しめる遊びが
溢れているのですから、無理はありません。
そんな中で、子どもだけ外に出て体を動かせといっても
できないのは当然です。
ぜひ、大人も外で一緒になって体を動かして遊んでほしいと思います。
こどもプラスが提供している柳澤運動プログラムから
「おつかいリレー」をご紹介します。
スタートから少し離れた台の上に、いろいろな絵の絵カードを置きます。
子ども達は4~6人のチームに分かれ、チームごとに
指定された物の絵カードをリレー形式で拾ってきます。
例えば「皮をむいてもむいてもどんどんむけて、
包丁で切ると涙が出てくるもの」や「手紙を入れる赤いもの」などの
お題を出したら、答えをチーム全員で相談して考えます。
答えがわかったら一番最初の人が取りに行き、
次の人と交代します。
チーム全員ができるだけ速くゴールできるようにがんばります。
絵カードを取りにいくときは、クマ歩きやカンガルージャンプで
行なうとさらに効果的な遊びになります。
子ども達のやる気を促すために、1回目が終わったら
作戦タイムを設けるのもおすすめです。
その時指導者はできるだけ見守り、子ども達が自分の力で
話し合い、社会性、コミュニケーション能力、集団性を
身に付けていけるようにしていきましょう。
