脳科学で子どもの学力・体力・運動能力の向上を目指すこどもプラスです。
誰もが知っているあの遊びは最高の知的遊びだった?!
それは・・・
遊びの王様『鬼ごっこ』です。
昔からある遊びであり、とてもポピュラーな遊びの王様ともいえる遊びです。
「鬼ごっこ」を含む「鬼遊び」には約500種類の基本形があり、
それぞれに4、5種類のバリエーションが想定されるため、
最低でも2000種類の鬼遊びが存在すると言われています。
実はこの「鬼ごっこ」がとても知的な遊びなんです!
その理由は・・・
・ルールの理解・判断
「鬼は逃げる子を捕まえる・掴まったら鬼になる」
・動きの予測と視線の先取り
「誰を捕まえやすいか・どこに逃げれば捕まらないか」
「逃げる場所・ルートに視線を送る」
・空間把握
「鬼の位置・友達の位置・障害物の位置)
・切り替え力
「逃げる→鬼に捕まる→鬼へ→他の子を追う」
・コミュニケーション力
「鬼決め・捕まえて鬼が変わる時など」
・走行中の急な方向転換(合理的な体の使い方)
「鬼が来た!→体にブレーキをかけ違う方向へ逃げる」
・デュアルタスク能力(複数のことを同時に行う能力)
「走りながら鬼の位置を把握したり、他の子とぶつからないようにする」
・踏ん張り力
「つま先でしっかり地面をつかみ止まる・向きを変える」
このような筋活動・脳活動を一瞬のうちに脳が判断し、
行い続けるのが鬼遊びです。
室内で行う場合にはイヌ(四つ這い姿勢)や体育座り姿勢で
手・足・お尻を使って移動する方法で行えば
狭い室内でも行うことが出来ます。
どの種類の鬼ごっこでも、身体と共に脳機能や社会性などを
向上させるとてもよい運動遊びだと言えます。
ちなみに私が最近ハマっているのは「ジャンケン鬼」です!
普通の鬼ごっこ同様、鬼が逃げている子をタッチしたら、
ジャンケンをして負けた側が鬼になります。
慣れてきたら、勝った側が鬼になります。
これだけでも、かなり子どもそれぞれの個性を見ることが出来ますよ^^!

