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子どものための準備が、子どもの脳力を養う機会を削っているかも?? 脳科学で子どもの学力・体力・運動能力の向上

脳科学で子どもの学力・体力・運動能力の向上を目指すこどもプラスです。

 

先日、中野市にある幼稚園さんで運動指導をさせていただきました。

 

運動遊び中の用具の出し入れは遊びの一環として子どもたちに手伝ってもらっています。

 

今回は跳び箱を組み立てている様子です。
この他にもマット、フープ、平均台、鉄棒など年齢にもよりますが子どもたちに行ってもらっています。
写真は年中児の様子です。

 

この中に子どもたちの脳力を伸ばす要素がたくさん含まれています!

 

①図形読解力
跳び箱の台形を崩したらどんな形になるのか。
組み立てるにはどの大きさから、どの向きで置いて行けばいいのか。長辺・短辺が合っているかなどです。
これは、算数の図形学習の基礎となっている部分です。

 

②数の概念
跳び箱が何個に分かれるのか、また一番下は何段目なのか。
そして、この跳び箱には、数字が振ってあり5から1の順に置けば組み立てられるようになっています。
※4歳児では1~10まで数えられ、複数個ある中から指定された数(1~4程)を取れることが目安です。
普段は、1から順に数えている数字を反対から数えなければいけません。ここでイメージ力、ワーキングメモリーが高まります。

 

③協調性
お友達の輪の中で、お友達と一緒に行えるか。
自分が何をすればいいかが分かるか。
相手の気持ちを感じられるか。
跳び箱を持てなかった時に自分の気持ちを抑え、気持ちの切り替えができるか。

 

④コミュニケーション能力
組み立てる時に「これは下だよ!」「違う!上になるんだよ!」「○○くんの持ってる段もってきて」「ありがとう」など
子ども同士様々なやり取りを通して、他者とコミュニケーションを取る力がついて行きます。

 

⑤力の強弱コントロール
跳び箱を置く時には、手先から、肘・肩にかけての連動性を使い、ゆっくり静かに優しく置く必要があります。
この時、身体に意識を向ける時間が増えボディイメージ力の向上も望めます。
反対の力いっぱいおもいっきり遊ぶ場面も必要です。

 

組み立てをしている時、私は特に口出しはしません。
難しそうなら、ヒントだけ出します。

 

お子さんの実態によっては、少し持ってあげたり支えてあげることはあります。

 

最初は、すぐにできなくても構いませんし、ちゃんとした形にならなくてもいいです。
実際、この写真の前は不思議なアート作品の様な形になってました^^

画像に含まれている可能性があるもの:1人以上、立ってる(複数の人)、ストライプ