脳科学で子どもの学力・体力・運動能力の向上を目指すこどもプラスです。
人間の持っている知能には、
「言語」「身体・運動感覚」「対人的」「論理・数学的」
「博物学的」「視覚・空間的」「音楽・リズム」「内省的」
という8つの種類があります。
そして、脳の中でそれを担っている部位は違いますが、
全てを統括して指令を出しているのが「前頭前野」です。
この前頭前野を鍛えるためには、運動が効果的とされています。
子どもにとっての運動は、トレーニングのようなものではなく
「遊び」の一環であることが一番のポイントです。
こどもプラスが提供している柳澤運動プログラムから
「ウシガエルのフープ渡り」をご紹介します。
フープを5つくらい並べてコースを作ります。
「ウシガエル」は、足を開いてしゃがみ、
両手はパーにして真ん中についた姿勢です。
この姿勢から、手→足→手→足の順番に前に出して進みます。
このウシガエルで、フープの中だけに手足をついて
フープに当たらないように進んでいきます。
慌てると手足同時にジャンプをしてしまうので、
手を出してから足を出すように意識しながら、
ゆっくりで良いので正確に進むことを大事にします。
手をフープの端についてしまうと
足を入れる場所がなくなってしまうので、
手をつく時にはフープの真ん中につくようにします。
そして、足はできるだけ手の真横か手よりも前に
つけるように意識して動きます。
このように、常に考えながら自分の体を動かすことを
子どものうちにたくさん経験しておくことが大切です。
慣れてきたらコースをアレンジしたりしながら、
さらに巧緻性を高めるように工夫していきましょう。
