脳科学で子どもの学力・体力・運動能力の向上を目指すこどもプラスです。
運動あそびはで大事なポイントは、
子ども達が自主的に楽しく行なえることと、
毎日少しの時間で良いので継続して行なうことです。
忙しい毎日の中に運動あそびの時間を必ず入れるとなると
どうしても難しくなります。
無理なく取り入れるには、日常の中の動作に関連付けて
やるようにすると、続けていくことができます。
例えば、教室からリズム室までの移動をクマさん歩きで行ったり、
足音を立てない忍者つま先歩きで行ったり、
帰りの時間、お迎えが来た人から先生の手にジャンプして
タッチする遊びを5回やってから帰るようにするというだけでも、
毎日続ければ1年や2年経った時には大きな差になります。
ぜひ毎日のルーティーンの中にうまく取り入れて、
無理なく継続していけるように工夫してみてください。
こどもプラスで提供している柳澤運動プログラムから
「タッチタッチゲーム」をご紹介します。
まずは指導者と子ども1対1で見本を見せます。
指導者は子どもの目線に合わせて低くなります。
指導者がパーを出したら、その手にタッチします。
グーを出したら、タッチしてはいけません。
右手と左手を交互に出したりランダムに出したり、
出す位置を上や下にしたり、
出すスピードを変化させながらレベルアップして遊んでいきます。
パーはタッチ、グーはタッチしない、という単純なルールですが、
記憶力、認識力、判断力、抑制力などを育てることができます。
見本を見せる時には、普段大人しい子や目立たないタイプの子に
前に出てやってもらい、終わったらみんなの前でたくさん
褒めてあげることで自信をつけられるようにします。
見本の後は、友達同士でペアを作って行ないます。
ペアを作る時にも子ども達の社会性やコミュニケーション力を
養えるチャンスです。
トラブルが起きやすい場面ですが、できるだけ見守り、
子ども同士で解決していけるように導きましょう。
