脳科学で子どもの学力・体力・運動能力の向上を目指すこどもプラスです。
子どもに関する悩みで「片付けができない」という声をよく聞きます。
片付けが得意な子も中にはいますが、
苦手な子には片付けの時間を決めてあげたり、
収納しやすいように視覚的なものを取り入れて
楽しく片付けができるような工夫をしてみる、
といったことも効果的です。
そして、できたら褒めてあげることも大切です。
子どものやる気を引き出しながら、
少しずつ自分で意識してできるように促していきましょう。
私達の提供している柳澤運動プログラムの運動あそびでも、
子ども達がやりたくなるような工夫をたくさん取り入れています。
その中から「ポイントジャンプ」をご紹介します。
滑らないようにしたダンボールやヨガマットなどを切って石に見立て、
床に間隔を空けてランダムに配置します。
子ども達は忍者カンガルーに変身し、
膝をくっつけたジャンプで石の上だけを
ジャンプして渡っていきます。
石以外の場所は池なので、落ちると敵に見つかってしまいます。
できるだけ足音を立てないようにジャンプしていきましょう。
この遊びでは、石と石の距離がランダムなことで
毎回石との距離を測り、ジャンプの大きさや力の入れ具合を計算すること、
どのコースで進んでいけば早く渡れるかや、
着地した後次のジャンプに素早く移行するためには
どんな姿勢が良いかなどを頭の中でシュミレーションすることができます。
慣れてきたら石と石の距離を広げたり、
石に色をつけて、乗ってはいけない色を設定したりしながら
少しずつ難易度を上げて遊んでいきましょう。
「石から落ちてはいけない」「忍者なので敵に見つかってはいけない」
などの設定が子ども達が楽しく取り組める動機付けになります。
他にもいろいろなアレンジで自分達だけの遊び方を
考えていくのがおすすめです。
