脳科学で子どもの学力・体力・運動能力の向上を目指すこどもプラスです。
子ども達の体力は昭和60年ごろから下がり続けていて、
今の子ども達においてはそれが二極化していることも特徴となっています。
しかし、外遊びなどの体を動かして遊ぶ時間は
かなり減っているので、体の使い方はなかなか上達しません。
特に幼児期には、習い事などで1つの運動だけの上達を目指すのではなく
多種多様な動きを経験することが最も大切になります。
子ども達が、楽しく思いっきり体を動かして遊べる時間を
少しでも増やせるように心がけていきましょう。
こどもプラスで提供している柳澤運動プログラムから
「ジグザグカンガルー&タンバリンタッチ」をご紹介します。
床には1本の縄をまっすぐにおいておきます。
そして、両足をくっつけた姿勢で跳ぶカンガルージャンプで
縄を左右ジグザグに跳んでいきます。
ジャンプの方向が前ではなく斜め前になるので、
着地と同時に上半身を次の進行方向に素早く向ける必要があります。
上半身と下半身の連動が、スムーズなジグザグジャンプのポイントです。
まずはこのジグザグカンガルーの動きができたら、
次は1回着地するごとにタンバリンをタッチしながら進みます。
縄を踏まないようにジグザグに跳びながら、
毎回着地と同時にタンバリンを叩くので、
2つのことを同時に処理する力が必要になります。
これによってカンガルーの姿勢を維持しにくくなるので、
慌てずゆっくり行うようにしましょう。
空間認知力や身体コントロール力が強く育つ遊びなので、
動機付けやルール設定などで工夫をしながら
繰り返し楽しく遊んでいくようにすることが大切です。
