脳科学で子どもの学力・体力・運動能力の向上を目指すこどもプラスです。
「集中力」は、私達が何をするのにも必要になる力で、
子どもにもしっかり身につけてもらいたい力です。
この集中力という力は、生まれ持った才能ではなく
後から育てていくことができる力です。
そして、幼児期にその土台作りがされるので
この時期の働きかけや関わりがとても大切になります。
柳澤運動プログラムでは、集中力を育てる遊びがたくさんあります。
その中から「ペアで積み木」をご紹介します。
友達と2人ペアになり、向かい合って体操座りのように
膝を立てて座り、両手は後ろ側についておきます。
2人の間には積み木を用意しておき、
真ん中に交互に積み木を積んでいきますが、
両足だけで積み木を挟んで持ち上げて行ないます。
積み木を挟む時は両足の親指の内側辺りを使います。
足だけで積み木を積むことで、手で行なう時よりも
遠くの位置になるので空間認知能力が高まり、
どの形の積み木をどう置けば崩れずに高く積めるか考えるので
イメージ力や考える力も養われます。
そして、2人で交互に行なうことで社会性やコミュニケーション力、
抑制力などの力もつきます。
腹筋や太ももの筋力が弱い子は高く積むことが難しいので、
横に長く並べたり、他の遊び方も考えながら
楽しく遊べるようにしていきましょう。
