脳科学で子どもの学力・体力・運動能力の向上を目指すこどもプラスです。
今は情報があふれている時代で、様々な情報を入手することができますが、
それを自分のものにして活かすことは意外と難しいことです。
インプットした情報をアウトプットするためには、
インプットした情報の理解を深めて内容を整理しなければいけません。
そして、インプットとアウトプットを繰り返すことで
自信がつき、様々なことに対する意欲が増します。
子どもの意欲を高めるような関わりを大切にしたいですね。
柳澤運動プログラムの「伝言ゲーム」をご紹介します。
子ども達は数人ずつのグループに分かれ、
少し間を空けて一列に並びます。
一番端の子に簡単な伝言を伝え、それをどんどん伝えていきます。
他の人には聞こえないように、
かつ伝えたい相手にだけ聞こえる声で話すので、
伝える子も聞く子も、集中力とコミュニケーション能力が高まります。
慣れてきたら隣の子との距離を広めにして、
伝言を聞いたら走っていって伝えるようにします。
伝言をしっかり聞いて記憶し、
他の動作をしても忘れないように記憶を保持し、
次の人に伝えなければいけないので集中力や記憶力が育ちます。
最近は「内緒話」ができない子どもがたくさんいるので、
ぜひ遊びの中にも取り入れてほしいと思います。
