脳科学で子どもの学力・体力・運動能力の向上を目指すこどもプラスです。
今の子ども達は、昔に比べて家庭でのお手伝いの時間が減少しています。
塾や習い事が忙しくて時間がない。
便利な機器があるのでその必要がない。
いろいろな理由がありますが、お手伝いには子どもの育ちを促す
とても大切な要素がたくさんあります。
お手伝いをして褒められたり感謝されることで
やる気や達成感を感じ、自分の役割を認識したり自己肯定感も高まります。
また、相手の気持ちを思いやったり察する能力も育ちます。
そして、家事の中には段取りを考えて行なうものが多いので、
思考力も高まります。
忙しい毎日ですが、ちょっとした心がけで子ども達の
心や体、手先の器用さも育てていくことができるのです。
こどもプラスが提供する柳澤運動プログラムでは、
これらの能力をさらに高めるような運動あそびがそろっています。
その中から「大縄のポイント走りぬけ」をご紹介します。
まずは「大縄の走りぬけ」で、回っている大縄の中を
正面から一気に走り抜ける遊びをしておきます。
次に、この遊びでは自由に走り抜けるのではなく、
走り抜けるコースを指定します。
右から入って斜め左に抜けるコース、
直線に抜けるコース、左から入って斜め右に抜けるコースの3つです。
入り口と出口がわかりやすいように、
フープやコーンを置いて目印を作っておくのがおすすめです。
ただ走り抜けるだけの時は縄の位置だけ意識すれば良いですが、
コースが決まっていることで、
縄の動き+入り口と出口の位置にも意識を向けなければいけません。
繰り返し行なうことで、リズム感や空間認知力、判断力、
2つのことに同時に意識を向ける力を育てていきましょう。
