脳科学で子どもの学力・体力・運動能力の向上を目指すこどもプラスです。
「腹筋」は体幹筋肉であり、日常生活でも運動の場面でも
常に必要になる重要な部分です。
この腹筋が幼児期からある程度備わっていないと、
椅子にじっと座っていられなかったり、
まっすぐ立っていられなかったり、
ジャンプ遊びでも両足を揃えたジャンプができません。
腹筋が身についているかどうかをチェックする方法は、
鉄棒にぶら下がった時に、足を持ち上げることができるかどうかを見ます。
両足を持ち上げることができれば、腹筋が育っています。
腹筋が育っていない子は、3歳児でも足を持ち上げることができません。
腹筋をしっかり育てるには、筋トレではなく
ジャンプ遊びが効果的なので、生活の中にたくさん取り入れてください。
柳澤運動プログラムの「イメージカンガルーカップタッチ」を
ご紹介します。
複数の色のカップを床にランダムに配置します。
子どもは両足をくっつけたカンガルージャンプで
指導者に指示された色のカップをしゃがんでタッチしていきます。
色の指示は「赤」ではなく「りんご」や「郵便ポスト」など
他の物に変えて表現します。
そこで、イメージ力や判断力が必要になる遊びです。
「りんごは赤だから、、」と考える時に脳の前頭前野が活発に
働くので、徐々に素早い判断ができるように練習しましょう。
また、しゃがんでタッチすることではスクワットのような
動きになるので、下半身の筋力アップも目指せます。
私達の脳は、楽しいことや好きな活動をしている時、
体を動かしている時に集中力が増します。
運動あそびで、子ども達の能力、脳力アップを目指しましょう。
