脳科学で子どもの学力・体力・運動能力の向上を目指すこどもプラスです。
乳幼児の体の発達は、中枢から末端に向かって段階的に発達していきます。
そのため、最初からいきなり手先を器用に動かすような動作を
身につけられるわけではありません。
例えば、服のボタンを留めたり、箸を上手に使ったり、
鉛筆を持って字や絵をかくような微細運動を獲得するためには、
その前段階で腕で体を支えたり、ぎゅっと力を入れるような動作を
習得しておく必要があります。
子どもの手先の器用さを育てるためにいきなり細かなものを
やらせるのではなく、まずは大きな力を発揮できるようにしてから
というように、ステップを踏んで発達を促しましょう。
柳澤運動プログラムから、年少さんにおすすめの遊びで
「トンネルくぐり」をご紹介します。
友達とペアになり、1人が足を開いて立ち、トンネルを作ります。
もう1人はその足の間をワニさん歩きで潜り抜けます。
トンネルの足に当たらないように進むことで、
空間認知力が養われます。
また、ワニ歩きでは鉄棒に必要な腕の引きつける力、
股関節を大きく開くことで内股防止になり、
地面を蹴るための足の親指の力も育てることができます。
ペアの相手が大人であれば、トンネルを四つんばいのクマや
ブリッジなどに変化させることが容易なので、
親子遊びとしてもおすすめです。
アレンジとして、じゃんけんをして負けた方がくぐり、
くぐった後にペアの友達の後ろにくっついて、
近くのペアとまたじゃんけんをして、
負けた方がトンネルをくぐってまた後ろについて
どんどんつながっていくような遊びもとても楽しめます。
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