脳科学で子どもの学力・体力・運動能力の向上を目指すこどもプラスです。
「コミュニケーション能力」というと、「話す力」をイメージすることが
多いように感じますが、まずは「聞く力」を身につけることが必要で、
聞く力が備わることで必然的に話す力も上達します。
最近は人の話を聞くのが苦手な子ども達がたくさんいますが、
人の話が聞けないということは、
「相手が何を伝えたいのかを読み取ることができない」ことなので、
コミュニケーションが上達しません。
コミュニケーションの基礎である「聞く力」を、
小さい時から育てていくためには、やはり「遊び」の中で
育てていくことが最も効果的な方法です。
柳澤運動プログラムの中から「合図で逃げる」遊びをご紹介します。
まず、少し離れたところに1箇所、逃げる場所を設置しておきます。
縄で囲った場所でもマットの上でも良いですが、
窓や衝突するような物がない場所を選んでください。
そして、子ども達は合図があったら一斉にその場所に走って逃げます。
合図は事前に子ども達と決めておきます。
「よーい、どん!」「鬼がきたぞー!」などの言葉や、
手を1回たたいたら。笛が鳴ったら。などでOKです。
慣れてきたら、少し頭を使って判断することができるように
「よーい、どん!」を「よーい、バン!」
「1,2,3!」を「1,2、サンタ!」にしたり、
簡単なひっかけを入れてみると、
脳の前頭前野を使って遊ぶことができます。
アレンジ次第でいろいろな遊び方に変化させることができるので、
子ども達と一緒に楽しい遊び方を考えて遊んでみてください。
