脳科学で子どもの学力・体力・運動能力の向上を目指すこどもプラスです。
子ども達に運動あそびを提供する時、基本の動きを繰り返しやることが大切ですが、
単調な遊びを続けていると子ども達はすぐに飽きてしまいます。
集中力がなくなったり、自分なりに別の楽しさを見つけ出してしまい、
活動にまとまりがなくなるだけでなく、怪我にもつながりやすくなります。
そうならないためには、子どもの興味をひくような遊びの導入と設定が大切です。
私たちの運動あそびでは動物がいろいろ出てくるので、
動物を登場させながらストーリー仕立てに進めていったり、
途中でドキドキハラハラするような設定もおすすめです。
例えば、クマ歩きをする場合。
子ども達はクマ歩きで森の中を散歩しています。
先生が猟師役になり、道の真ん中に鈴を付けたゴム紐を椅子にくくりつけて
少し高さのある罠を仕掛けておきます。
猟師は罠を仕掛けたら眠っている振りをします。
クマさんは、この罠に当たらないようにまたいで進んでいきます。
「もし罠に当たって鈴が鳴ると、猟師さんにつかまっちゃうよ!」
と動機付けをしておくと、罠に当たらないように慎重に進むことができます。
この遊び方だと先生の負担も減らすことができ、
子ども達も「つかまっちゃうかも」とドキドキしながら遊べます。
他のカエルジャンプやカンガルージャンプなどの動きでもできるので、
いろいろな動物でやってみたり、ルールを少しずつ変えながら
楽しく遊べる工夫をしていくことで、継続して取り組むことができます。
継続的な取り組みで、確実に力を育てていきましょう。