脳科学で子どもの学力・体力・運動能力の向上を目指すこどもプラスです。
保育園や幼稚園で運動あそびを提供していると、
「やりたくない」といって参加してこない子がいます。
そういう時、私たちは強制しません。
子どもが「やりたくない」という背景にどんな理由があるのかを探し、
その理由に応じた声掛けや対応をしています。
子どもがその活動をやりたくない理由には、
「恥ずかしい」「ただ機嫌が悪い」「できないから」「簡単すぎてつまらない」
などいろいろなものがあります。
そして、それが時間が経って落ち着いたら参加できるものなのか、
先生の補助があればできるのか、他の子に見られなければできるのか、
など対応を見極めます。
もし、できないからやりたくない場合には無理にやらせず、
別に時間に教えてあげたり、保護者を巻き込んで家庭でやってもらったりしながら
子どもが運動することを好きになれるように働きかけていきます。
運動あそびプログラムの「反復横跳びでフープまたぎ」をご紹介します。
反復横跳びをしながら、床に並んだフープをまたいでいく遊びです。
反復横跳びは、動きの理解や体のコントロール力とともに、
集中力を保つ力やリズム感が重要な動きです。
慣れないうちは足の動きをうまくコントロールすることができずに
ドタバタしてしまうことがあるので、
苦手な子には向かい合って手をつないで一緒に動いてあげたり、
見本を繰り返し見せながら練習していきます。
反復横跳びの動きは、小学校の体力テストの中でも今の子ども達が
苦手な動きの1つなので、保育園、幼稚園の頃から経験していき、
スムーズにできるようにしていきましょう。