脳科学で子どもの学力・体力・運動能力の向上を目指すこどもプラスです。
今の子ども達は、友達と一緒に遊ぶことが苦手で、
1人で遊ぶ方が気楽で良いという子が多くなっています。
しかし、子ども達が社会に出るために身につけておくべき力の多くは、
小さいころからの友達との遊びの中で培われていきます。
1人遊びということは、誰かに気を使うこともなく自分のペースで
やりたいことができるので気楽ですが、
それは、脳機能を使わずに遊んでいるので力の発達にはなかなかつながりません。
大切なのは友達と遊ぶことです。
保育園や幼稚園の年長さん頃になったら、集団遊びも積極的に行ないましょう。
運動あそびプログラムの「カンガルー色鬼」をご紹介します。
「色鬼」は昔からある一般的な遊びです。
これを、両足を揃えて跳ぶカンガルーさんで行います。
まずは鬼が色を指定します。
他の逃げる子たちは、その色を探してカンガルージャンプで進み、
タッチすれば鬼につかまりません。
カンガルーで進むことを維持するには抑制力が必要です。
焦って走ってしまわないように気をつけましょう。
鬼の出発位置は決めておき、お互いに相手の進路を予想しながら
臨機応変に動ける力をつけていきます。
慣れてきたら、色の指定をするときに「ピーマンの色」などと
少し考えることが必要な言い方で行なったり、
逃げる時の動物をカンガルー以外の動物にして遊びこんでいきましょう。
鬼役は、最初のうちは指導者が行い、最終的には子ども達だけでも
上手にできるようにしていくことがポイントです。