脳科学で子どもの学力・体力・運動能力の向上を目指すこどもプラスです。
子どもの運動能力は、20~30年ほど前から下がり始め、
下がるところまで下がったという状態です。
運動能力は実際に体を動かさなければ発達しないので、
幼児から体をしっかり動かし、特定のスポーツだけではなく
様々な体の動かし方を経験していくことが大切になります。
子どもが体を動かすためには「遊び」の要素が不可欠ですから、
自ら動きたくなるような楽しい運動あそびが効果的です。
運動あそびプログラムの「方向ジャンプ(やること逆)ゲーム」をご紹介します。
「方向ジャンプゲーム」は、指導者の指示した方向(前後左右)に
ジャンプをする遊びですが、それを指示された方向と反対側に動いてみます。
例えば「前」と言ったら、こどもは「後ろ」と言いながら後ろにジャンプします。
「後ろ」と言ったら、「前」と言って前にジャンプします。
ジャンプするときは両膝をくっつけて、手を振って跳びます。
あまり早いスピードで行なうと大人でも難しいほどなので、
慣れるまではゆっくり確認しながら遊んでいきます。
慣れてきたら「前後」の他に「左右」の動きも混ぜて、
難易度を少しずつ上げながら遊んでみましょう。