脳科学で子どもの学力・体力・運動能力の向上を目指すこどもプラスです。
子ども達が少し大きくなってくると、字が書けるとか読めるということばかり
気にしてしまいがちですが、もっと大事なことは人の話をすなおに聞くこと。
そして自分の意見や気持ちをしっかりと話せるということです。
特に、人の話を聞くという力が弱い子が目立つので、
親子の対話の時間や読み聞かせの時間を少しでも多く作り、
聞く力、伝える力の発達を促していくことが大切です。
運動あそびプログラムの「めだか走りで集合」という遊びをご紹介します。
まずめだか走りは、体の軸を安定させて走る練習になる動きです。
両手を前にまっすぐ伸ばし、手のひらを合わせた状態で走ります。
普段走る時は、手を体の横で振ることによってバランスをとっていますが、
手を前に固定することでバランスがとりにくくなります。
そのため、バランスをとってまっすぐ走ることが上達します。
このめだか走りで走っている途中に、指導者が合図を出します。
合図があったら、あらかじめ決められている集合場所へ素早く移動します。
走りながら合図を聞くことで集中力や抑制力、そしてコミュニケーション力の
向上につながり、素早く動くことで瞬発力なども育ちます。
集合場所もその都度指定したり、合図の出し方を変えたりしながら
たくさん遊びこんでいくことで子ども達の様々な力の発達を促すことができます。