脳科学で子どもの学力・体力・運動能力の向上を目指すこどもプラスです。
子どもは3歳頃になるといろいろな言葉を覚えて巧みに使い、
大人と会話をすることができるようになります。
その後も4歳、5歳、6歳とどんどん言葉を覚えていきますから、
幼児期にできるだけ多くの言葉に接する機会を持ち、経験を増やすことで
子どもの発達を促していくことが大切です。
運動あそびの「片足クマさん」をご紹介します。
片足クマさんは、四つんばいからひざとお尻を上げて歩くクマ歩きから、
片方の足を上に上げて両手と片足で歩く動きです。
腕の支持力、首筋、腹筋、背筋、足の力と全身の筋力をバランスよく
育てることができるので、とてもおすすめの動きです。
この片足クマを習得していくのにも、いくつかの段階を追っていきます。
まずは細かいことは気にせずに、両手と片足の3本で歩くことができるように練習します。
次は、上げている方の足を高く上げなくても良いので、
まっすぐ伸ばしたまま歩くことを意識します。
次は、両手をバラバラではなく同時につくことを練習していきます。
最後に、両手を同時につき、上げた足はできるだけ高い位置で
まっすぐに伸ばして歩くことを目指していきます。
このステップで進めていき、子ども達の腕で体を支える力を育て、
側転の動きにつなげていくのが片足クマさんです。
指導者の上手な見本やわかりやすい声掛けで、1つずつステップアップしながら
確実に力をつけていくことができるように指導し、
縄やカップ、複雑なコースなどのアレンジや楽しいストーリー設定で、
子ども達がいつもわくわくしながら遊べるようにしています。