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運動する時、指導者がいつも危険予測をしておくことが怪我の予防につながります。 脳科学で子どもの学力・体力・運動能力の向上

脳科学で子どもの学力・体力・運動能力の向上を目指すこどもプラスです。

 

子ども達が運動をしていて一番怪我が起こりやすいのが、

新しいことを教えて、それが少しできるようになってきた頃の

まだ動きが習熟していない不安定な時期です。

 

例えば、側転の練習になる「片足クマ」の動きをする時に、

たくさん遊びこんで力がついてきたら、ただ歩いていくのではなく、

両手を上から振り下ろして床につきながら進んでいく動きに発展させていきます。

この動きを先生の見本の後にやらせようとしたとき、

子ども達は張り切って手を高く上げてやろうとします。

でも、まだ慣れていないので思っていた以上に勢いがついてしまい、

そのまま背中から倒れてしまうことがあります。

もしくは手をついた勢いで、腕が曲がってつぶれてしまうこともあります。

一度倒れてしまうと、痛くて怖い思いを経験してしまうので、

その後なかなかそれを克服できるようになりません。

 

もし先に指導者がその危険を予測できていれば補助につけるので、

倒れそうになったとき支えてあげることができます。

その段階で止まれば、子どもは「強くやりすぎるとこうなるんだ。

次からはもう少し慎重にやってみよう。」と気持ちを切り替えることができます。

 

このように、マット運動でも鉄棒でも跳び箱でも、

子ども達に運動を提供する時にはいつも危険を予測しながら補助につき、

補助のつき方でも個々に応じた対応ができるのが一番理想的です。

子ども達はそれぞれ発達段階や運動能力などに差があります。

しっかり個々の段階を見極めた対応をし、

さらに楽しく体を動かすことができるようなアレンジができれば、

その運動の時間はとても良いものになっていくと思います。