脳科学で子どもの学力・体力・運動能力の向上を目指すこどもプラスです。
今の子ども達は、ボールを投げるような動作も苦手な子が多くなっています。
ボールを投げるには、ボールを落とさないように手に乗せたまま、
大きく振りかぶって投げるという動きになりますが、
これは経験していないとなかなかできるものではありません。
小さい頃からこの動きを経験していくことが大切なので、
3、4歳ころから少しずつ練習していきましょう。
初めはつかみやすいようにボールではなく、ビニール袋に丸めた新聞紙を
入れたものを使って遊ぶのがおすすめです。
これだと上に振りかぶっても落ちにくく、
遠くまで転がっていくことがないので安心です。
このビニールのボールをまずは下に向かって投げます。
下に投げることができたら、次は上に投げてみましょう。
この遊びで、「つかむ→脇を上げて振りかぶる」という動きを身につけることができ、
少し大きくなってボールを投げるときにも、難なく投げることが
できるようになっていきます。
大きくなってからいきなりできるようになるわけではないので、
小さい時からいろいろな動きを経験し、力をつけていくことがとても大切です。