脳科学で子どもの学力・体力・運動能力の向上を目指すこどもプラスです。
幼児期から身につけて欲しい力に「ぶら下がる力」があります。
ぶら下がりの動きは、1歳ごろにできるようになる子もいれば
2歳ごろになってできるようになる子もいます。
できるできないの見極めは、ぶらさがった時に自分で腕に力を入れて
ぶら下がることができているかどうかです。
自分で力を入れて鉄棒を握れるようになったら
ぶら下がって遊ぶものを、ぜひ取り入れてみてください。
鉄棒だけでなく、お父さんの腕にぶらさがったり、
タオルを輪っかのようにしてつかまらせて持ち上げたりする遊びも、
簡単にできて家庭でも行なうことができるのでおすすめです。
上に持ち上げる他に、フラフープやタオルを握らせて、
反対側を大人が持って引っ張るような遊びも、
子ども達はとても楽しく遊びながら腕や体幹の力をつけていくことができます。
今の子ども達は登り棒や木登りをする機会があまりなく、
腕の懸垂力が育ちにくくなっています。
幼児期からのこうした腕を使う遊びで、遊びながらも
しっかり身体能力を上げて、心も体も健康に育っていってほしいと思います。