脳科学で子どもの学力・体力・運動能力の向上を目指すこどもプラスです。
空間認知能力は、物との距離や大きさ、方向をはかったり、
広さや高さなどを把握するために必要な力です。
そしてこれは、日常生活の中でもかなり重要になる力です。
空間認知能力が低いと、物や人にぶつかる、ちょっとした段差でも転ぶ、
立体が把握できない、漢字が苦手というようなことにつながります。
日々運動あそびをすることで、遊びながら確実に力を養っていきましょう。
運動あそびの「大人の足を渡るクマ歩き」をご紹介します。
大人は足を大きく開いて座ります。
子どもはその足の上を、足に当たらないように気をつけて
クマ歩きで渡っていきます。
どこに手足をつけば当たらずに進めるかを考え判断することで
空間認知能力が発達します。
特に足は見えないので、慎重に考えて動かす必要があります。
1回渡ったら終わりではなく、何度も行ったり来たりして遊びましょう。
ずっと同じだとつまらなくなってしまうので、
座る人をつなげて増やしたり、足の開き具合を変えてみたりしながら
楽しく遊べるように工夫していきましょう。