脳科学で子どもの学力・体力・運動能力の向上を目指すこどもプラスです。
「運動」も一種の記憶です。何度も繰り返すことで身につき、できるようになります。
それは赤ちゃんの時に立って歩くことから始まり、
保育園や小学校に入る頃に自転車に乗る練習をしたりする時などもそうです。
何度も同じ動きをすることでやり方を覚えて、
だんだん何も考えなくてもできるようになっていきます。
子ども達に運動を教える時も繰り返し行なうことが大切ですが、
子どもの場合、そこ活動に楽しさがあることが一番のポイントになります。
楽しい活動でなければやりたくないのでなかなか力がつきません。
ぜひ、楽しい運動遊びで子ども達の能力を最大限に伸ばしていきましょう。
運動プログラムの「グーチョキパー」をご紹介します。
まずは子ども達と一緒に両手を前に出してグーチョキパーを出していきます。
しっかり指先まで力を入れてはっきり形を出しましょう。
そしたら指示の声を小さくしたり声に高低をつけたり、
パーチョキグーなどとランダムに出す、だんだん速くする、
などのアレンジでスムーズに一定のリズムで出せるように練習します。
他にも絵カードを使って指示を出したり、
指導者は声だけで手は動かさないなどいろいろな方法が考えられます。
慣れてきたら手だけで出すのではなく立って体全体で表現しても良いです。
繰り返し遊ぶために、子ども達の意見も聞きながらアレンジを加え、
継続的に楽しく遊んでいくことが大切です。