1歳、2歳、3歳とどんどんできることが増え、
すごい速さで成長していく子ども達ですが、
4歳になると保育園や幼稚園での集団生活もあり、
心の面での成長も目を見張るものがあります。
競争心、思いやり、我慢、自立心などの気持ちも育ってきます。
そこで、これらの成長をよりよく促すために
運動遊びでも発達の段階に応じたアレンジを加えることが大切になります。
例えば鉄棒にぶら下がって脇を締めたおさるさんに、
競争の要素をプラスして遊びます。
子どもがおさるさんになったら、指導者が前に立ち
子どもの足に向かって小さめのフープをいくつも投げます。
子どもはそのフープを足で受け取っていきます。
いくつ受け取ることができるかを競い合います。
そうすることで子どもは本気で限界まで取り組んでくれます。
注意することは、体格がよくて長くぶら下がっていられない子には
一度にいくつものフープを投げてあげ、
鉄棒遊びが嫌いになってしまわないように配慮します。
全員が楽しく運動できるようにすることが大切です。