今の子ども達は、学校の体力テストのソフトボール投げで
まったく投げることができないという子が増えています。
昔のように公園でボール遊びをしたり、キャッチボールをするということが
とても減ってきているので無理もありませんが、
このままで良いわけではありません。
幼児期から”投げる”動作を行い、体の動かし方や
力をつけておくことは健康な体を保つためにも必要です。
保育園や幼稚園の小さい子達でも遊ぶことのできる
”投げる”遊びをご紹介したいと思います。
最初はボールではなく、つかみやすいように小さめのビニール袋に
丸めた新聞紙などを詰めて、口を止めたものを使います。
これだと当たっても痛くなく、片手でつかめるので投げやすくなります。
また、転がっていってしまうこともないので安全です。
このビニール袋で作ったボールで投げる動作を覚えていきましょう。
小さい頃からいろいろな体の動かし方を知ることは、
動くことが好きになるだけでなく、子ども達の可能性を広げます。
時代だからとあきらめずに、工夫した遊び方で
子ども達の能力を引き出し、伸ばしていくことが大切です。