脳科学で子どもの学力・体力・運動能力の向上を目指すこどもプラスです。
子どものうちは、感情や行動のコントロール、抑制の力が弱く
すぐにお友達を叩いてしまったり、今やりたいことが我慢できなかったりします。
また、社会性の未発達から、空気を読んだ行動や
言動ができないことも多くあります。
これらの力は脳の前頭前野というところが司っているので、
幼児期からの前頭前野をたくさん刺激するような遊びを通して、
社会で生きていくための力をつけることが必要です。
ここで重要なのは“遊び”ということで、楽しさを感じながら学んだことは
子どもはしっかりと身に付き、忘れにくくなります。
柳沢運動プログラムでは、この前頭前野を効果的に鍛えることができ、
幼児期にはとても適した内容です。
今日は、運動遊びの「救急車片足クマさん」のご紹介です。
2人一組になって、1人は前で片足を上げた片足クマさんになります。
もう1人は後ろに立ち、片足クマの上げているほうの足を持ちます。
これで手押し車のように歩いてみましょう。
注意することは、後ろの子はしっかり前の子を見てペースをあわせることです。
強く押してしまうと前の子は顔から転んでしまい、
よそ見などをしていると引っ張られて足を落としてしまいます。
何度も繰り返すことで、徐々に感覚を覚えていくようにしましょう。
人をよく見て動きを合わせることは、とても社会性を育てます。
お友達と一緒に遊ぶことで、自然に力をつけていきましょう。