脳科学で子どもの学力・体力・運動能力の向上を目指すこどもプラスです。
子どもに何かを身につけさせたいと思った時、
何かの課題をやらせたいと思った時に、子どもが興味を持ち、
自ら積極的に取り組めるようにするためには、
本人が「楽しい」と感じることができるかどうかが大きなポイントです。
自分が楽しいと感じたことには一生懸命に取り組み、
時間も忘れて向かうことができるので、その分野の力は自然と伸びます。
でも、ただやらされているだけの運動や学習では
身に付くものはほとんど期待できず、
これではせっかくの良い教材や運動も無駄になってしまいます。
楽しくできる運動遊びで、心と体と脳を健康的に育てていきましょう。
今日ご紹介するのは「宝探しゲーム」です。
4色くらいの色のカップをたくさん用意します。
(内側だけ色がついている物にしましょう。)
子ども達を5人くらいのチームに分けておきます。
子ども達は指導者に指示された色のカップを取りに行きます。
裏返して色を確認しながら、指示に合った色のカップを持ち帰りましょう。
2回目は、出た色が同じチームの友達と同じだったら
2つまで持ち帰っても良いことにします。
違った場合はまた伏せて戻しておきます。
何度か行い、たくさん取れたチームの勝ちです。
途中で作戦タイムを取り、どうすれば速く同じ色を探すことができるか、
効率良く進める方法を子ども達同士で話し合わせます。
答えがなかなかでなくても、指導者が教え込むのではなく、
ヒントだけを与えて子ども達の力で導きだせるようにすることが大切です。
先生によっては、すぐに答えを教えてしまうことがありますが、
これでは子どもの考える力が育ちません。
声掛け一つで子ども達の育ちが変わります。
できるだけ子どもの力でスムーズなゲーム運びができるように
もっていきましょう。