私達が困難なく社会生活を送るためには、
人と上手にコミュニケーションをとり、
円満な人間関係を築くことがとても重要なことです。
でも、上手な人間関係を作るために必要な社会性という能力は、
生まれつき備わっている力ではありません。
成長していく中で、家庭や友達との関わりから学び力をつけていきます。
子ども達には友達とたくさん遊ぶことで、
集団の中で生きていく力を身に付けてほしいと思います。
今日は「合図で前転」遊びのご紹介です。
床にマットを横向きに何枚か並べておきます。
子ども達はマットの端に並び、手と頭の上をマットにつけ、
前転の準備の姿勢を作ります。
この姿勢のままで待ち、指導者の指示があったら一斉に前転をします。
合図があるまで我慢して待つこと、
友達と動きを合わせて回ることで人を意識することができます。
何回かおこなったら、だんだん合図の出し方をアレンジしてみましょう。
「赤い果物の名前を言ったら」「女の子じゃない人」など
工夫して、判断力や考える力も刺激していきましょう。