10年以上前から、現代の子ども達は体力が低下していると言われてきました。
私達の体の筋肉や骨は、すべて脳がコントロールしています。
体力の低下は、脳の機能の低下につながると考えられます。
脳機能の低下は、集中力、感情のコントロール、協調性などの力の
弱さにつながってしまいます。
これらの力は子どもが社会に出てから必要な力で、
幼児期から身につけておくことが求められます。
私達の運動プログラムでは、脳機能を上げ、
幼児期からつけていくべき力を効果的に育てていくことができます。
今日は、運動プログラムの「だるまさんが転んだ(動物)」を紹介します。
ルールは、通常の鬼にタッチして逃げるというルールではなく、
スタートからゴールまでをクマさん歩きやウシガエルで
指導者が「だるまさんが転んだ」と言っている間だけ進みます。
声が止まったらピタッと静止することができるように、
「フラフラしてるとオオカミさんに見つかって食べられちゃうかも!」
などと声かけをすると、止まることの意識付けができます。
うまくできなくても否定的な声かけはせず、
子どもが自ら意識できるようにしていくことが大切です。