こんにちは。
運動保育士会の
エグゼクティブインストラクター
阿部恭瑛です。
昨日、小学生の子とものまね遊びをしていました。
すると驚きのものまねが!!!
なんと「マイケルジャクソン」!!
おもわずツッコミを入れて、先生達全員で笑ってしまいました。
お母さんが大ファンらしくDVDをよく見るそうです。
やっぱり家庭の影響って、すごいな~と改めて感じました。
さて、本題です。今回は、
「カンガルージャンプ」のバリエーション遊びをお伝えします。
一度確認しておきます。
カンガルージャンプのポイント
1. 膝を離さない。
2. 出来ればかかとを浮かす
3. 手の形も大事に
膝を離さないことで、しっかりとした両足ジャンプになります。
両足ジャンプを連続でしようとすると、どうしてもかかとを
浮かしたつま先のみでのジャンプが必要になります。
年少さんから取り組めます。
いきなり全てをやると難しいと思います。
3つのポイントを
1つずつ確認していきましょう。
膝が離れてしまう子どもには「魔法のノリ」を使うんでしたよね??
これは見えないノリですが、効果は抜群です。
みなさん取り入れていると思います。
さて、カンガルージャンプが完成した!
ここからどうやって日常の保育に組み込むかが
運動遊びを継続して成果を出すために必要なことです。
今日は
「組み合わせ」
というテクニックでカンガルージャンプにアレンジを加えたいと思います。
この「組み合わせ」というのはどのジャンルでも
ものすごい力を発揮します!
例えば
「カレー+うどん」=カレーうどん
「いちご+大福」=いちご大福
「ハンバーグ+パン」=ハンバーガー
「携帯+パソコン」=スマホ
「消す+書ける」=消えるボールペン
など
運動遊びも組み合わせるとさらに楽しく効果的に
遊べるものがあります。
◆組み合わせその1
カンガルージャンプ+だるまさんがころんだ
そのままです!しかし、タイミングよく「止まる」という要素が加わり
しかもいきなり止まると体のバランスを保つのはけっこうむずかしい!
必ず先生も加わって、わざと転んだりして盛り上げましょう。
さらに、オプションを加えるならば
頭の上で
「体操着などを持つ」
です。
これは、ジャンプ+止まる+落とさない+声を聞く
たくさんの遊びの要素が加わります。
子ども達の様子を見て加えてみるのもオススメです。
◆組み合わせその2
カンガルージャンプ+鬼ごっこ
これもシンプルな遊びの組み合わせです。
ジャンプ系の遊びで最終的にやりたいのは、どの方角にもジャンプが
できることです。
前だけ、横だけでは偏った体作りになってしまいます。
斜めや後ろ、ジャンプの幅など
いろいろ増やすためには鬼ごっこが一番です。
これだけ注意です!
この遊びをやるには動ける範囲をある程度決めることが必要です。
とても広い場所でやってしまうと鬼の子はなかなか
ジャンプで他の子を追いかけることが難しくなります。
逃げる子も距離をとって終わり。
たぶんサボる子もいるかもしれません(笑)
最初は先生が鬼をやりながら多方向にジャンプできるように
してみましょう!
さらにオプションを加えるなら鬼ごっこにルールをつけましょう。
色オニ
高オニ
氷オニ
オリジナルのルールを子ども達と一緒に考えるのも楽しいと思います!
ぜひ、試してみてください。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。